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美容系サプリメント

ビタミン

 1口にビタミンと言っても種類は数多くあります。

ビタミンは、エネルギー源や体をつくる成分ではありませんが、人が健全に成長し、健康を維持する働きをしてい ます。つまり、ビタミンは他の栄養素がうまく働くために機械の潤滑油のように働いています。ビタミンの必要な量はとても少ないのですが、体の中でほとんど つくることができないので、食べ物からとることが必要です。

  ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと、油脂に溶ける脂溶性ビタミンがあり、それぞれの性質から体への取り込まれ方や代謝に特徴があります。水溶性ビ タミンは尿などから体の外へ排泄されやすく、脂溶性ビタミンは体の中に蓄積されやすいため、これをふまえておくと、水溶性ビタミンは少量を頻回とるとよい こと、脂溶性ビタミンは油といっしょにとると吸収がよくなるというポイントがわかります。

 

 

ビタミンC

ビタミンCは、酸化・還元反応や代謝などに関与し、抗酸化作用もあるといわれているビタミンです。

抗酸化作用
活性酸素の働きを抑えてくれる作用のことを、抗酸化作用と言います。ビタミンCはこの抗酸化作用を持っており、過酸化脂質の生成を抑えてくれます。

過酸化脂質は身体にとって有毒な物質で、体内の中で新たな活性酸素を作り、過酸化脂質を増加させてしまいます。血中の悪玉コレステロールが活性酸素 により過酸化脂質となりますが、皮脂でこの作用が起こると、発生した過酸化脂質が皮膚の細胞を傷つけ、シミやシワといった肌トラブルの原因になるといわれ ています。

コラーゲンの生成
ビタミンCは、人の皮膚、腱・軟骨などを構成するたんぱく質である、コラーゲンの合成に必要なビタミンです。

コラーゲンは繊維状のたんぱく質で、人のたんぱく質の中の30%を占めています。ビタミンC不足によりコラーゲンの構造が弱くなると、毛細血管から出血するようになったり、歯肉炎といった症状や、壊血病のような疾患を引き起こします。

酵素の働きを助ける
身体に入ってきた様々な異物(薬物など)を代謝したり、農薬などの有害な有機化合物を解毒する「シトクロームP450」を活性化する作用を持っています。

その他の働き
その他にも、還元作用でビタミンEを再利用できる形にしたり、鉄の吸収を助けたり、様々な成分の代謝に関与したり、といった働きがあります。

 

 

ビタミンE

ビタミンEは、それぞれ4種(α-、β-、γ-、δ-)のトコフェロール、トコトリエノールの総称です。全8種の中でα-コフェロールが最も効果(生理活性)が強くなっています。

抗酸化作用があるといわれているビタミンです。

多価不飽和脂肪酸と酸化の仕組み
魚等に多く含まれる多価不飽和脂肪酸はとても不安定で、活性酸素の影響を受けやすい脂質です。さらに、以下のように連鎖的に酸化する仕組みを持っています。

・脂質(多価不飽和脂肪酸)1は活性酸素と反応して、「酸化しやすい脂質1」となります。
・酸化しやすい脂質1は、他の脂質(脂質2)と反応し「過酸化脂質1」となります。
・過酸化脂質1を作るのに使用された脂質2は、さらに別の脂質(脂質3)と反応し「過酸化脂質2」となります。

過酸化脂質は増えすぎると細胞を傷つけたり、血管にこびりついて血流を悪くしたり、様々な病気の要因となってしまいます。

ビタミンEが酸化の連鎖を止める
ビタミンEは「酸化しやすい脂質」と反応し「過酸化脂質」にした後、「ビタミンEラジカル」という形になります。過酸化脂質もビタミンEラジカルも安定しているので、他の脂質とはあまり反応しなくなり、連鎖反応を止めるといわれています。

ビタミンCの力で再利用が可能に
ビタミンEラジカルは、ビタミンCと反応してビタミンEに還元され、再利用されます。

 

 

ビタミンA

ビタミンAが働けるようになるまで
ビタミンAを食事から摂取した場合、脂肪と一緒に小腸から吸収され、肝臓に貯蔵された後、血中から全身へ運ばれます。一方、β-カロテンは必要な分だけが レチノールに変換されるため、ビタミンAの耐容上限量には含まれません。また、変換前のβ-カロテンは抗酸化作用があります。

視力の維持
ビタミンAは、夜間、網膜上で光を認識するための主要成分の重要な構成物質となっています。その為、ビタミンAが不足すると夜間の視力が落ち、夜盲症という病気になる可能性があります。

それだけではなく、角膜や結膜の正常な分化や機能の補助など、視覚を維持するために非常に大切な役割も持っています。

正常な皮膚や粘膜の維持
ビタミンAは皮膚や粘膜を正常に保つ働きを持っています。皮膚や粘膜は細菌やウイルスから体を守ってくれる働きもあるため、免疫を高める効果があるともいえるでしょう。また、肌の乾燥を防いでくれるので、美肌効果も期待できます。

ビタミンAが不足すると、肌がカサカサになったり、瞳が乾いてしまうといわれています。

成長を助ける
人の細胞は成長過程で分化します。この分化とは、一つの細胞から別の役割をもつ細胞を生み出す大切な役割です。ビタミンAは正常な分化、つまり、身体の細胞が正常に作られるよう助ける働きがあります。

ビタミンAの過剰摂取を長期的に続けてしまうと、この分化機能が暴走し、皮膚や骨が変化してしまうことがあります。特にお腹の中の胎児がこの影響を受けると、骨格そのものに異常がみられる場合があります。妊婦さんはビタミンAの過剰摂取に気を付けましょう。

抗酸化作用
体内でレチノールに変換されるβ-カロテンには抗酸化作用があります。身体を酸化から守り老化を防いでくれるため、美肌効果と合わせて美容に嬉しいビタミンであるといえそうです。

 

 

 

●プラセンタ

プラセンタには10数種のアミノ酸をはじめ核酸様物質、各種ビタミン類、ミネラル、酵素、ムコ多糖類などの栄養素が豊富に含まれていることが既に確認されています。現在も多くの研究者がプラセンタのもつ作用に対してさまざまな観点から研究に取り組んでいます。
ただ、プラセンタエキスを製造する時に加水分解の程度によって効果が生じることから、ある程度のポリペプタイドが効くのではないかとされています。

プラセンタには「健康」のみならず「美容」にもたいへん有効なことが認められています。
肌を美しくしたり、傷んだ肌を修復したり、体を 若々しく保ったりする栄養素や、細胞の分裂・増殖を促進させる成長因子(グロスファクター)があると言われています。成長因子は、神経を成長させたり、肝 細胞の再生を促したり、皮膚の増殖に係わる因子をはじめ10数種類以上も含まれ、自然治癒力だけではなく、アンチエイジング(抗老化)にも有効に作用する と報告されています。

●プロテオグリカン

プロテオグリカンは、肌の細胞の増殖や、ヒアルロン酸、I型コラーゲンの産生を促し、なおかつそれ自体高い保水能力を持ち、肌荒れ、シワ、肌の弾力、メラニン生成抑制作用や色素沈着改善作用も確認され、若々しい肌を保ちます。

●エラスチン

エラスチンはエイジングケアや身体のアンチエイジングにとって重要な成分。

お肌のハリ・弾力、柔軟性は、エラスチンがあるからこそといわれています。

美肌をキープする上でなくてはならないのです。

特に、たるみ予防に大きな役割を果たしているのがエラスチンなのです。

一方で、美肌をサポートする成分として知られるコラーゲンに比べれば、エラスチンの知名度はまだまだ低いのが現状です。

しかし、最近では、エイジングケア化粧品や健康食品などに配合されることも増えてきました。

大手の資生堂やロート製薬などでもエラスチンがエイジングケア化粧品成分として使われています。

●ノコギリヤシ

ノコギリヤシの効果という点で注目されるのが、薄毛対策です。
髪の毛が細くなったり抜けたりして生じる薄毛の原因の一つに、ジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンの存在が明らかになっています。ノコギリヤシには、ジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きがあります。
また、ノコギリヤシを摂取する場合は、髪の毛の健康に大切な亜鉛をプラスすると、一層効果が期待できるでしょう。

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